「押し寿司」のお召し上がり方
押し寿司は、酢飯を握るのではなく、酢飯の上に具を重ね、箱などの型にはめて力をかけて押し込むことによってできた早鮨です。
にぎり寿司と違い、一度に大きく作れる為、ヨウカンのように切り分けて食べる事が特徴です。
富山県の郷土料理として伝統のある押し寿司のちょっと工夫した食べ方についてご紹介いたします。

開け方
押し寿司の蓋を少し開けた後、笹の葉をめくらない状態で、蓋の上でひっくり返すような形で蓋の上に押し寿司を乗せませす。
切り方
笹の葉をめくらずに、笹の葉ごとケーキを切り分けるように付属のナイフで切り分けます。
この際、先程の蓋がまな板の代わりになりますので、蓋の上で切り分けます。
そうする事により、笹の葉に包まれた状態で分け与えることができ、手を汚すことがありませんし、具材の乾燥を防ぐことができます。
食べ方
押し寿司は、にぎり寿司と違い、味がしっかり押し込まれているので、そのままの状態でもおいしく食べる事ができます。
お好みに合わせて醤油を足していただいてもいいでしょう。
また、鱒寿司などは表面を炙って食べるとより違った風味を楽しむことができます。
他に、天然ぶり、白えびを使った押し寿司などなかなか手に入らない押し寿司を取り揃えておりますので、この機会に是非ご賞味ください。